
3歳児検診で分かったのですが、お家でする視力検査で明らかにわかるほどでした。
3歳児検診で視力検査をしていない地域もあるみたいなのですが、弱視は早期発見が1番いいので3歳ころになったら、遊びながらお家で視力検査ごっこをしてみると良いかもしれないですね。
私の、娘のようだったら・・
すぐに分かると思いますし、相当視力が低いということです。
■目次
あの時、娘が言った言葉が忘れられません
見えない方の目の検査をするとハニカミながら
「あれ~?どうしてだろう?見えないな~」
自分でも、その状況が普通ではないこと、なにかマズイ事になっていることを分かりながらも笑ってごまかそうとしていました。
その姿を見た時、不同視弱視の存在を知らなかった私は娘以上に動揺していたと思います。
今現在は治療中ですが、視力もだいぶ回復して限界値を目指しています。
きっと、今も不同視弱視と診断され当時の私と同じように不安で仕方のない毎日を送っている方がいると思うと心配しないでと声をかけてあげたいです。
不同視弱視が発覚した時
左目が裸眼で0.1で右目が裸眼で1.0でした。
そして両方の目に遠視があり、左目は遠視の度数がきつく将来的にメガネが外れるかは何とも言えないと言われました。

でも、その当時は凄くショックで落ち込んだし正直マジで泣いた( ̄▽ ̄;)
黒目が弾かれる衝撃
娘は、生まれつき左目が殆ど見えていなかったのだけど・・

人間の能力って凄くて見える方の目だけで3年間生きていて、そのうえ本人が左目が見えていないという事に気づいていなかったのです。
母親の私でさえ分かりませんでした。
目の周りの筋肉強化
筋トレです(笑)
見えない方の周りの筋肉をほとんど使っていない状態なので見える方の目の周りと比べて筋肉が衰えているので鍛えます。
目を上下左右に思いっきり動かす運動をさせるのですが、私が一番衝撃を受けたのが寄り目です。
普通の人なら指を顔の前に持ってきて近づけると黒目が寄ってきて寄り眼になりますよね?
だけど、娘の場合は途中までは順調に黒目が左右とも寄ってくるのですが、あるところで見えない方の黒目だけがピョンっと外側に弾かれるのです。
見える方の黒目だけが中心に残ります。

でも、不同視弱視にとって寄り目が出来るか出来ないかというのは重要みたいで出来るようになるまで訓練を毎日しました。
不同視弱視の治療
不同視弱視の治療は矯正用メガネとアイパッチです。
ただでさえ、メガネをかけることを嫌がる中アイパッチをしなければなりません。
これが、ほとんど見えない目だけで生活を強いられるので子どもにはとても辛いことです。
そして、目標時間があり娘は1日4時間以上でした。
アイパッチを嫌がる時の対策
アイパッチを嫌がったところで、やめるわけにはいかないので苦労している方も多いと思います。
眼科の先生も言っていました。
もしアイパッチを嫌がった時はアイパッチをしてくれるなら、ゲームでもなんでもさせて欲しいと言われました。
逆に目に悪そうと質問したところ、アイパッチをしない方が良くないと言われました。
案の定、アイパッチを凄く嫌がったので早速ゲーム機を買うことに!
私が買ったのはWiiでした。テレビの大画面で3歳児でも出来そうなWiiスポーツを買いました。
ゲーム機を買ってから見えているんじゃないかと思うくらいゲーマーに(笑)
でも、アイパッチをしてくれるようになったのでホッとしました。
治療用メガネは高い!
弱視にとってなくてはならないのがメガネ!
この眼鏡がとにかく高い( ̄▽ ̄;)
始めのうちはガンガン視力が上がるし、子どもも成長するので顔の大きさや目の位置が変わるので、1年に1回くらいメガネを変えていました。
フレーム、レンズ、耳当て合計で4万5千円~5万円くらいします。
レンズは毎回金額が変わらないのですが、フレームで4~5千円くらい変わってきます。
気に入ったフレームじゃないとメガネをしてくれなくなる可能性があるので厄介です(-_-;)
でも、9歳未満は安心の制度があります。
小児治療用眼鏡等に係る療育費の申請
医師の指示によって治療用メガネを作った場合、療養費の申請ができるんです。
支給される金額は、治療用メガネの上限が38,461です。
実際に支払った金額の7~8割の金額が返ってきます。

これが、結構助かります!小さいうちは、ほぼ1年に1回くらいメガネを買い替えるので(^^;)
45,000の眼鏡を購入した場合は
38,461×0.7=26,922
申請するには条件がある
5歳未満の場合は、療育費の申請を行って装着期間が1年以上経っていると申請できます。
5歳以上9歳未満の場合は療育費の申請を行って装着期間が2年以上経っていると申請できるようになります。
娘はもう申請できる年齢ではないので全額自腹です(-_-;)超痛い・・

さっさと、メガネ卒業したいところだけど・・
申請時に必要なもの
- 医師の治療用眼鏡作成指示書
- 眼鏡購入の領収書
- 療育費支給申請書
私の場合は、眼科の先生からお話があり必要なものも準備してくれました。
なので、分からない時は聞いてみるといいと思います。
領収書の但し書きのところに治療用眼鏡と記入してもらいましょう!
今現在の様子
娘の視力は矯正視力で左目が1.2で右目が1.0です。
アイパッチを卒業したいのですが、アイパッチの時間を少し短くすると視力が下がるのでアイパッチは残念ながら継続中です。
弱視の治療は9~10歳くらいまでと言われているので、そろそろ正念場という所です。
アイパッチを継続中だけど、視力が動くっていう事はもっと視力を出せる希望もあるという事なので最後の最後まで頑張るつもりです!
娘も、大きくなったので十分自分の状況を理解できているので頑張るそうです(笑)
今の娘の状況だと、視力は十分出ているので大丈夫だと言われました。あとは、定着のみ!
眼鏡は卒業できるかというと・・無理みたいです(^^;)
やはり、遠視の度数がキツイので厳しいそうです。
ですが、周りにメガネの子は沢山いるし、中学生になったらコンタクトに変えると娘が言っています(笑)
最後に
私の弟も弱視でした。
当時の眼鏡は目が凄く大きく見えて、友達にもからかわれたそうです。
ですが、今は技術が進みチョットお高くなるけど目が大きく見えないようなレンズを選ぶこともできます。
私の娘も目が大きくならないタイプのレンズを使っています。本当に弱視だと分かりにくいです。
当時は、心配で心配で仕方がなかったけれど、今となってはいい思い出。
振り返れば、アイパッチをさせる事に必死過ぎて今日まで来たように思います。
幼稚園時代は良かったけど、小学1年生の時が一番大変でなかなかやってくれない日もあり毎日がバトルだったな~と思い出す。
それでも、子どもの為を思って負けずに頑張ってください♪
必ず、結果が出るので!私も引き続き頑張ります!